朝の自然採光、夜の間接照明。
時間の移ろいを楽しむ住まい。
「将来的には3人の子供たちにはそれぞれの部屋をつくってあげたい」というご主人の希望により、それぞれ独立した空間を確保。さらに子供たちが巣立った後のことも考慮し、現在と未来の様々なシチュエーションを想定したレイアウトに。
暗くなりがちな玄関・廊下にも内窓を設け、朝には自然採光が住まい全体に行き届く気持ちのよい空間に。夜には間接照明でリビングを柔らかく照らし、落ち着いた雰囲気を演出。やわらかな色づかいのインテリアが光の変化を引き立たせ、時間の移ろいを楽しめる居心地のよい住まいとなりました。
床材にはK様ご希望のハードメープル材を使用し、この木目をベースにその他の素材を選定。間接照明が照らす壁には、光の陰影を考慮した細長いブリックタイルを、キッチンや洗面所の水廻りには 清涼感のあるタイルを使用。質感も大切にした住まいです。
カウンター、収納全てが木製の造作洗面台。マンションの中でも採光が取りにくい洗面脱衣室も人目の届かない位置にある内窓から光を取り入れられます。
サイドと下の収納でも充分の容量ですが、三面鏡の中にも小物が収納でき細かなものが多い洗面周りもスッキリとした印象になります。
こども部屋のロフト。ロフト下には収納やデスクを置き、その上をベッドとして利用することで、立体的に空間を利用することができます。コンパクトな子ども部屋でも、高さを最大限使用することで充実した空間となります。
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