戸建てリノベーションを考えるなら欠かせないのが、耐震診断と耐震補強。
リノキューブでは耐震診断士がきめ細かな診断と補強プランを提案し、
ご家族が安心できる家屋にするのはもちろん、デザインにも配慮した住空間を実現しています。
想定される大地震に
耐えうる力がどれくらいあるかを見極める耐震診断では、「地震に耐えるために必要な力」と
「建物が保有している力」を比較して判定値を測定。
特に昭和56年以前の旧耐震基準の場合は、必要な耐力が確保されていない場合が多く、
耐震補強を施して「一応倒壊しない」1.0とい う判定値を実現し、
地震の際にも安心できる家屋へと近づけます。
リノキューブの耐震診断は実績豊富な耐震診断士が、
ご家族の住まい方やリノベーションプランも想定し、住まいを隅々まで調査して「筋交い」
「柱などの接合」「劣化具合」「壁の強度とバランス」
「地盤」「基礎と土台」など多項目から診断。
医療でいえばカルテに当たる耐震診断書を作成して、
住まいの「健康状態」をわかりやすく説明します。
リノベーションを前提とするリノキューブの耐震補強は、地震に耐えうる家屋へと再生するのはもちろん、
ご家族のライフスタイルや住まい方も視野に入れて行うのが大きな特徴。耐震診断結果と、
ご予算、リノベーションプランに応じて、最適な耐震補強プランの提案を行っています。
![]() 基礎ひび割れ補修 |
![]() 基礎新設 ※実施する場合 |
![]() 基礎・土台補強 |
![]() 柱補強金物取付 |
![]() 接合金物補強 |
![]() 構造合板による壁補強 |
耐震診断士は国土交通省住宅局建築指導課監修のもと、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合が対象者に向けて試験を行い、
合格した者に検査が許可されます。
リノキューブもこの試験に合格した者が耐震診断を担当します。
「子どものころ、学校が終わると、毎日のように祖父母の家に来ていました。想い出の家なんです」と語るご主人。
30代のM様ご一家がおじいさまから譲り受けたのは、幼い頃の想い出があふれる築36年の戸建ての住まい。
建てなおすという選択肢もありましたが、耐震補強を施し、あえて想い出の家を残すリノベーションを行いました。
築36年という年月を経た家屋で、ご家族が安心して住むためにM様が気がかりだったのはやはり耐震でした。耐震診断を受けると、構造耐震指標が0.30と芳しくない数値。「倒壊する可能性が高い」という結果に、二人の幼いお子様を持つM様は「家族が安心できる住まいとして耐震補強が必須」と補強前提のリノベーションを希望しました。
耐震補強によって、1.12まで数値を伸ばし「一応倒壊しない」とされる診断レベルまで引き上げることができました。
ご夫婦でインドに在住されていたアクティブなM様ご夫妻には「子どもたちが遊びながら学べる、
楽しい住まいにしたい」という想いがありました。
M様のお宅には感性を刺激する本や小物、写真などがあふれ、自然体で素敵な暮らしぶりが伝わります。すで完成された住空間よりも「これから家族の証しを刻み、自由に創っていく遊び心のある住まい」がM様らしさ。
本来は仕上げを施す耐震用の構造合板をあえて意匠的に残し、M様らしいダイナミックな住まいが
誕生しました。
家族のふれあいを感じられる住まいにこだわったのも大きな特徴です。1階と2階をつなぐ吹き抜けを設け、家族の声、風が通り、光あふれる開放的な空間へ。
ロッククライミング感覚で上がれる屋根裏部屋、はしごで上がるご主人の書斎、階から一段下がったキッズルームなど、各室の異なる高さの隙間によってつながりが生まれています。
部屋と部屋をつなぐ小窓も設け、別々の部屋にいながら、いつも家族の気配が感じられる住まいとなりました。リビングから見えるキッズルームの窓に「お部屋が見える!」と小さなお子様も歓声を上げるほど。奥様の好きな場所は、ベンチ感覚でお子様たちと座る階段。
その脇にはおじい様、おばあ様との想い出を受け継ぐ大黒柱も残され、柱の穴に飾られたニットの
マスコットはお子様たちのお気に入りです。